丹羽事務所 コーポレートサイト

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当サイト起ち上げの経緯

こんにちは。
当サイトを運営しております、丹羽事務所代表、丹羽徹と申します。
当事務所は、豊田市、名古屋市、岡崎市、安城市、刈谷市、みよし市を中心に愛知県内で営業している土地家屋調査士・一級建築士事務所です。

トップページにも記載させていただきましたとおり、不動産相続に関して相続人様の間でトラブルが発生するケースが多く、私自身が業務の中でもそうした場面に出くわすことが少なからずありました。

親族同士の無用なトラブルを避け、円満に相続手続きを完了させるためには、相続人・被相続人と関係者がそれぞれ不動産相続に関する最低限の知識をもって、遺言時、遺産分割協議時にまずは不動産調査(測量)から始めていただくことが本当に大切であると、日々感じていることから、当サイトを立ち上げることにしました。

“争族問題” の特徴

相続に関するもめ事で、家族や親族間で相続争いに発展してしまうことを「争族」と表現することがあります。

1ヶ月に 60 人から 100 人ほどの依頼者様や地権者様と対話をさせていただくのですが、昨今は、土地の境界の話から脱線し、土地、建物に関する、あるいは相続に関するご相談が増加しています。

そうした中でよく痛感するのが下記の 3 点です。

争族問題

(1) 争族問題はどんな一般家庭でも起こりうる

相続問題(争族問題)については、「話に聞くことは多いけど、それは資産家の家庭の話でしょ」と思われがちですが、そうではありません。
むしろ、配分できる遺産が自宅の不動産のみ、といった家庭ほど、兄弟姉妹間の争族問題は発展しやすい傾向にあります。子どもが一人でも、残された親子間でトラブルに陥ることも少なくありません。

争族問題は、どんな一般家庭でも起こりえます。
家族を持つすべての人にとって他人事ではなく、自分事として向き合う必要がある問題なのです。

(2) 争族問題の根源の一つが「不動産」

相続する財産には、現金、有価証券、貸付金の様な債権、特許権などの知的財産権、宝石、自動車、土地や建物といった不動産などがありますが、不動産である土地や建物以外は、資産価値が比較的明確です。
それに対して、不動産は価値基準が様々で資産価値を算出しづらく、それによって分割も難しい現実があります。

そのため、相続の内容に相続人の誰かが不公平感や不満を抱くケースが多いのです。

(3) どこに相談していいのかわからない

相続に関する相談窓口はありますが、実際に相続対策や節税対策を実地するには、相当に幅広い分野の専門知識が必要になります。
相続に関わる専門家は弁護士、公認会計士、不動産鑑定士、税理士、司法書士、建築士、土地家屋調査士、宅地建物取引士と多岐にわたりますが、そのすべての知見を併せ持つ専門家の存在は期待できません。

結果的に、日頃からおつきあいがある「不動産業者」、「生命保険会社」、「金融機関」などに相談するケースが多くなるのですが、これらの専門家が、上に挙げたようなそれぞれの分野の専門家に相談しなければ、どこかの部分が疎かになり、問題があったり、不公平な相続につながることになります。

本サイトは、皆様が「正しい生前対策」に必要な「相続の基本知識」のみを習得していただけるように私たちなりに構成しました。
ここで最低限の知識を得たうえで、専門家に委ねるのではなく、目的を明確にし、主導権を持って専門家を上手に利用してください。