「登記」とは、簡単に説明すると重要な権利に関して国が管理している「登記簿」という帳簿(現在は電子化されております)に記録することです。「登記簿」に権利内容を記録しておき厳格な管理の下 登記情報を公開しておくことで取引の安全性や迅速性を図ることが出来るのです。人間が作った制度ですから完璧ではありませんが、国民の重要な財産や権利を効率良く安全に公示する手段としては概ね成功している制度といえます。
土地家屋調査士は数ある「登記」の中でも「不動産登記」である「表示に関する登記」につき必要な土地・家屋に関する調査・測量・申請手続き・審査請求手続きをすることを業とします。弁護士・司法書士・行政書士・測量士・建築士であってもこれらの業務を業として行うことは出来ません。